自分の非をさらけ出す

今何かと話題に上っている日大アメフトの危険な反則タックルをした問題。

昨日該当選手が記者会見を開き

 

監督からの指示のもと行為に及んだこと

ケガを負った相手選手及び関係者への謝罪

アメリカンフットボールを辞めること

 

を公言しました。

選手は日大の前監督から「1プレー目でクオーターバックを潰してこい」という趣旨の言葉をかけられ「やらなければならない状況」まで追い詰められていったそうです。

 

日大の選手は現在20歳。私よりも年下です。

しかも日大というアメフト名門校で活躍していた選手ですから

その後プロとしての道も考えていたでしょう。

大学も2年生になったばかりの5月。

記者会見を開き、実名をさらすということは

その後の人生も大きく影響を受ける大変なことです。

 

それでも事実を伝え、相手側に謝罪をすることは

よほどの覚悟がないとできないことでしょう。

 

私がもし本人だったら

あそこまで追い込まれた状態で

人前に立つ精神力はないと思います。

 

しかし彼はそれを実行しました。

彼のしてしまった行為の重大さと深刻さを受け止め

責任を負い、やるべきことを果たしました。

 

立派だな。と感じます。

彼のしたことは許されることではありません。

相手選手のご家族も被害届を提出しましたし、刑事告訴も検討されていますから

それなりの処罰は受けるでしょう。

でも、同じ大学生として

あの選手にはこれからの人生を前向きに生きていって頂きたいと思いました。